1923年の関東大震災直後、被災地で虐殺された朝鮮人らを追悼する式に小池百合子・東京都知事が追悼文を送るのを取りやめた問題で、市民団体の日朝協会などでつくる式の実行委員会は26日、小池氏の対応に抗議する声明(25日付)を発表した。

関東大震災直後には「朝鮮人が暴動を起こした」などのデマが広まる中、多数の朝鮮人らが虐殺された。声明では、小池氏が追悼文送付をやめたことについて「関東大震災時に引き起こされた在日朝鮮人に対する虐殺の事実から目を背けるものとしか見えない」と批判。さらに「歴史修正主義、排外主義の潮流に身を置くことを示しているように思われる。近隣諸国や世界の目からも厳しい批判が寄せられる事態を生むかもしれない」などと指摘した。


 朝鮮人犠牲者の追悼式は毎秋開催され、近年は都知事が追悼文を寄せてきた。小池氏も昨年は送付したが、今年は「特別な形での追悼文の提出は控える」などとして中止を決めた。

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