米軍がB1戦略爆撃機などを派遣し、日韓と共同訓練を実施したことに、北朝鮮が猛反発するのは必至だ。
31日に米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が終わったが、今後も挑発を続けるとみられる。

 北朝鮮は29日に日本上空を通過する中距離弾道ミサイル「火星12」を発射。金正恩朝鮮労働党委員長は、爆撃機の基地がある米領グアムをけん制するための「前奏曲」と位置付け、「今後、太平洋を目標にして弾道ミサイル発射訓練を多く行う」と表明した。米軍の爆撃機派遣に反発した北朝鮮がグアム沖への発射をちらつかせ、威嚇を強める可能性が高い。

 韓国軍高官は31日の国会国防委員会で、火星12発射について、米韓演習への対抗措置という意味合いに加え、グアム沖へのミサイル発射計画を実行する「意志と能力」を誇示する狙いがあると分析。今後の北朝鮮の出方として、「米国の圧力への非難や威嚇を続け、弾道ミサイル発射や6回目の核実験などを行う可能性がある」と述べた。

 同席した徐柱錫国防次官は、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場では「いつでも実験を行う準備ができている」と報告。「5回目の核実験では核弾頭を試験したので、(6回目は)より強力な実験を行うだろう」と予測した。米シンクタンク、米韓研究所も30日、人工衛星画像を基に、決定が下されればいつでも核実験を行える「高度な待機状態」は維持されていると指摘している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000099-jij-kr