中国の習近平国家主席は18日に開幕する共産党大会で側近を指導部に起用するとともに、自らの思想を党規約に盛り込み、権力を強化する方針だ。さらに、「党主席」に就任し、毛沢東氏に並ぶ地位を固める可能性があるという。

A general view showing delegates attend the opening ceremony of 18th National Congress of the Communist Party of China at the Great Hall of the People in Beijing, November 8, 2012. REUTERS/Carlos Barria (CHINA – Tags: POLITICS) – GM1E8B80VMN01
 10月9日、中国で5年に一度開催される共産党大会が18日から始まるが、ここで習近平国家主席(写真)がどの程度、自身の権力基盤を強化できたかを示す4つの注目点がある。北京で8月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

党幹部や元当局者、外交筋など、指導部とつながりを持つ複数の関係筋が指摘した。

党大会では、習氏の河北省勤務時代に同省で勤務した栗戦書・中央弁公庁主任など、習氏が最も信頼する側近が常務委員として有力視される。

同じく習氏に近い王岐山・中央規律検査委員会書記は、引退が慣例とされる年齢に達しているが、何らかのポストにとどまるとみられている。

これに加え、関係筋によれば、習氏は党主席のポストを復活させる可能性がある。慣例に従えば習氏は2022年に引退となるが、党主席に就任すれば3期目続投にも道が開かれる。

習氏は現在、共産党総書記だが、総書記は政治局常務委員会の決定を踏まえて党運営を行う。アジアの外交筋は、習氏が仮に党主席に就任すれば「誰にも従う必要がなくなる」と語った。

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