北朝鮮が18日までに、軍や秘密警察要員らに実弾の支給を始めたと、北朝鮮関係筋が明らかにした。16日から朝鮮半島近海で始まった米韓軍事演習に備えた動きという。日米韓は、北朝鮮がいつでも弾道ミサイルを発射できる態勢を維持していると分析している。


 北朝鮮では通常、国境警備や前線配備の部隊を除き、事故を防ぐため、実弾を兵器庫で管理している。米韓演習に合わせ、軍や秘密警察の国家保衛省、一般警察の人民保安省の要員らに実弾を支給し始めたという。同筋は「準戦時体制に近い対応だ」と語った。

 朝鮮中央通信は17日、「米国の制裁、圧力であれ、軍事的選択であれ、何にでも対処できる準備ができている」と強調した。合わせて、トランプ米大統領の言動を懸念する各国メディアの論調も紹介。米国の軍事力行使への強い警戒心もうかがわせた。


 一方、韓国国防省の傘下機関は18日、米原子力空母ロナルド・レーガンが米韓演習に参加している様子を公開した。ドネリー艦長は「韓国海軍と対特殊戦部隊作戦の訓練を行うために来た」と語った。

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