【AFP=時事】韓国の女優ソン・ソンミ(Song Sun-Mi)さんの夫(44)が今年8月、ソウル(Seoul)にある法律事務所で殺害された事件の公判が26日開かれ、検察側は殺人罪で起訴されている被告(28)が、ソンさんの夫のいとこに当たる在日韓国人の男から殺人を請け負って実行したことを明らかにした。

ソンさんの夫のコ(Koh)氏は、8月に弁護士らと面会中、被告に刺し身包丁で首を刺されて死亡した。
実行犯はその場で逮捕されたが、氏名は公表されていない。

 検察によると実行犯は、コ氏のいとこで在日韓国人のクァク(Kwak)被告から、請負殺人を持ち掛けられたという。
クァク被告は遺産相続に関する書類を偽造したとして、コ氏とその祖父から訴えられていた。
クァク被告は今月初めに起訴されたが、検察は26日、殺人教唆罪で追起訴したと発表した。

 聯合(Yonhap)ニュースの報道によると、いとこ同士である被害者のコ氏とクァク被告の祖父は、日本にホテルを複数所有する在日韓国人の資産家。
クァク被告の偽造した書類は、ソウルにある680億ウォン(約68億円)相当の資産の相続をクァク被告に認める内容になっていたという。

 検察によると、クァク被告は実行犯の男に20億ウォン(約2億円)の報酬でコ氏の殺人を依頼。
事件後、クァク被告は実行犯にフィリピンに逃走するよう促すテキストメッセージを携帯電話から送っていた。
被告2人は2012年に日本にある語学学校で知り合い、今年5月まで一緒に暮らしていたという。

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