トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言したことに反発する抗議行動が7日、パレスチナ自治区の各地に広がった。
イスラエル治安当局との衝突でパレスチナ人の負傷者は170人を超えた。
8日の金曜日にはイスラム教の集団礼拝があり、衝突がさらに激しくなる恐れがある。

パレスチナの赤新月社(赤十字に相当)によると、ヨルダン川西岸主要都市のラマラやナブルス、ベツレヘムなどで、パレスチナ人の若者らがイスラエル治安当局と衝突した。
7日夜(日本時間8日未明)現在、パレスチナ人153人が催涙ガスやゴム弾などで負傷。
パレスチナ自治区ガザでも衝突があり、18人がけがをしたという。赤新月社によるといずれも軽傷という。

 また7日夜、ガザからロケット弾3発がイスラエルに向けて発射され、うち1発はイスラエル南部に着弾した。
ガザのイスラム厳格派組織が関与を認める声明を出した。イスラエル軍はガザの軍事施設2カ所を標的に報復攻撃した。

 パレスチナ各派は、パレスチナ全域で抗議行動を起こすよう求め、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスはインティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)を呼びかけている。
金曜礼拝がある8日は、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地があるエルサレムや西岸各地などで抗議行動がさらに広がる可能性があり、イスラエル治安当局は警備を強化する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00000029-asahi-int


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