8日に開幕したサッカー東アジアE-1選手権で、女子の初戦となった北朝鮮-中国戦(千葉・フクダ電子アリーナ)には300人以上の在日朝鮮人らが北朝鮮側の応援席に集結。北朝鮮の得点時には金正恩朝鮮労働党委員長を称賛する歌を合唱し、2-0での勝利を喜んだ。

 「白頭山に行こう! われわれを呼ぶ白頭山へ!」

 前半24分。FWキム・ユンミ選手のシュートが決まると、北朝鮮応援団はハングルで「必勝朝鮮」と書かれた風船タイプの応援棒を激しくたたき、近年製作された楽曲「白頭山に行こう」を熱唱。得点を祝った。


 楽曲は2015年4月、朝鮮民族のナショナリズムの象徴とされる白頭山を金正恩氏が登った直後、女性音楽グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が発表した。金日成主席から正恩氏に続く「白頭山の血統」をたたえる歌として知られる。キム選手は後半にも得点を挙げ、「金正恩称賛」はさらに勢いを増した。

 弾道ミサイル発射などで日朝の緊張が高まる中、来日した北朝鮮代表。千葉県警によると、この日の試合は機動隊を動員し、警備を強化したという。

 北朝鮮の応援に訪れた在日朝鮮人の男性は相次ぐミサイル挑発について、「北には北の言い分がある。日本のメディアが過剰にあおり、国民が反応している」と強調。「昔は代表選手が来日すれば朝鮮学校の生徒と一緒に卓球をしたり、交流ができたのに。空港の出迎えも選手から2メートル以上離れろと言われたり、なんでこんな扱いを受けるのか」と憤懣やるかたない様子だった。

 朝鮮学校に通う男子生徒(16)は「校内でもよく話題に出る。ミサイル開発は正当防衛だと思う」と主張。一方で、「日本戦で代表選手たちがブーイングを受けないか心配している」と話していた

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00000507-san-kr



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