臨時理事会では、直接手は上げていなくても、傷害事件を防げなかった白鵬と鶴竜の責任を重く見た。

 元日馬富士が暴行を働いた酒席に同席した両横綱に報酬減額の懲戒処分を下した。八角理事長(元横綱北勝海)は「理事会の特別決議。全会一致で決議された」と語気を強めて説明した。

 2人とも来年1月分の給与全額を不支給とした上で、白鵬はさらに2月分も半額支給せず、処分に差をつけた。危機管理委員会の調査結果報告書によると、白鵬を差し置いて元日馬富士の暴力を止めることをためらった力士がいた。八角理事長は「白鵬は第一人者でありながら、暴力を防げず、大相撲の信用の失墜を招いた」と厳しく非難した。


 理事長自らも、任期が残っている3カ月分の給与を全額返上する。「早期に解決できるように全力で取り組んできたが、まだ決着がついていないことの責任を痛感している」とわびた。 

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