「平成の大横綱」に日本相撲協会初の理事解任が下された。貴乃花親方(元横綱)の解任を決めた4日、東京・両国国技館で開かれた臨時評議員会。協会は大相撲初場所を前に、元横綱・日馬富士による傷害事件を巡る一連の関係者の処分を終えた。

 この日の臨時評議員会は約1時間で終了し、その後、池坊保子議長(元副文部科学相)らが記者会見した。池坊議長は「調査を拒否し続けたことで問題が長引いた」と貴乃花親方の対応を厳しく批判した。会見中に貴乃花親方本人から「分かりました」と協会側に連絡があったことを明かした。

 貴乃花親方は昨年12月20日の理事会で「巡業部長としてしっかりやっていた」などと自らの正当性を訴える意見書を提出していた。評議員で意見書を読んだうえで、決議に臨んだという池坊議長は「やはり弁明はおかしいんじゃないかと思った」と、貴乃花親方の主張に疑問を呈した。

 今回の一連の問題について、池坊議長が「これで膿(うみ)を出し切りたい。不審に思うことは聞いてほしい」と報道陣に切り出す場面もあった。
毎日新聞
 一方、貴乃花親方は評議員会への出席を要請されなかった。東京都江東区の貴乃花部屋には午前中から数十人の報道陣が詰めかけたが、夜になっても姿は確認できなかった。

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