・北朝鮮の金正恩氏と妻の李雪主(リ・ソルジュ)氏の間には、3人の子どもがいるとされる。

・詳細はほとんど分かっていないが、子どもたちの年齢は10カ月~7歳の間と言われている。

・第1子は男児で、いつの日か正恩氏の後を継ぐと目されている。

北朝鮮にまつわる多くの事柄と同じく、金正恩氏個人やその家族の生活は秘密のベールに包まれている。

同氏の妻である李雪主氏に関する情報も少なく、夫妻の間にいるとされる3人の子どもについては、それ以上に知られていない。

現在、一家に関して入手可能な情報の大半は、韓国の国家情報院からもたらされたものだ。しかし、NBAの元スター選手デニス・ロッドマン(Dennis Rodman)氏も、物議を醸した「隠者王国」北朝鮮への訪問中、金委員長の子どもの1人を抱いたことについて、メディアに語っている。とはいえ、同氏が語った詳細を裏付けるものはない。

これまでに分かっていることを紹介しよう。
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情報筋の大半は、金正恩氏が2009年に李氏と結婚、3人の子どもがいるとの意見で一致している。

第1子は2010年に生まれた男児、第2子は2013年に生まれた女児であると見られている。正恩氏に少なくとも1人の男子継承者がいるという事実は、その子どもが正恩氏の後継ぎとなり、北朝鮮の金王朝が続くであろうことを意味している。

しかし、第3子の性別は不明だ。2017年2月に生まれたと言われている。

デニス・ロッドマン氏によると、正恩氏の娘の名前は「ジュエ」で、2013年に会ったと言う。「2人の赤ちゃんであるジュエを抱き、李氏とも話した。(正恩氏は)良き父親で、素晴らしい家族を持っている」とロッドマン氏はガーディアンに語った。

子どもたちの正確な年齢を把握するのは難しいが、李氏が公の場から長期にわたり姿を消した時期から、大まかに推測することはできる。

2016年後半、李氏が約7カ月も姿を見せていないことに気付いたメディアは、李氏が正恩氏の寵愛を失ったのではないかと推測した。

しかし情報機関はのちに、不在は妊娠によるものだった可能性が高く、2017年前半に李氏が出産したと報告している。

同様に、李氏の2012年の長期不在も、妊娠がその背景にあった可能性が高いとメディアは報じた。

2人の子どもの写真は公開されていないが、2014年に小児病院で撮影されたこの写真のように、プロパガンダのため、夫妻が他人の子どもたちと一緒に写真撮影に応じることはある。

もしくは、2013年に少年団キャンプ場において撮影されたこの写真のように。

2人の子どもがまだあまりに幼いことは、正恩氏が2017年10月に実の妹である金与正(キム・ヨジョン)氏を北朝鮮政府のトップの地位:党中央委員会政治局委員候補に選出した理由の1つかもしれない。

子どもが統治可能な年齢に達するまでに正恩氏に何かあった場合、与正氏が後継者になるかもしれないと見る人もいる。

しかし、与正氏が今後もその地位を維持する保証はない。正恩氏は家族であっても、一度嫌になるとすぐに攻撃に回ることで知られている。正恩氏は、2017年2月に死亡した異母兄である金正男氏の殺害を企てたとも言われている。

正恩氏の子どもたちが秘密のベールに包まれていることは、一族にとって珍しいことではない。正恩氏の父である金正日氏と、祖父の金日成氏の妻や子どもの数については、依然として意見が分かれるところだ。

1994年に死亡するまで権力の座にあった金日成氏には、おそらく6人の子どもと2人の妻がいた。

2011年に死亡するまで北朝鮮を支配していた金正日氏には、7人の子どもと4人の妻(うち正式な妻は1人のみ)がいたとされる。同氏の3番目の息子である正恩氏は、「隠者王国」北朝鮮の新たな最高指導者となるべく、兄たちを退けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180108-00010001-binsider-int&p=2