社民党の吉田忠智党首(61)は11日午前、任期満了に伴う党首選(12日告示)に立候補しない考えを明らかにした。吉田氏は2016年参院選で落選した後も党首を続けており、党所属国会議員から党首を選ぶのが望ましいと判断した。告示直前の退任表明を受け、同党は告示の延期を検討している。

 吉田氏は11日、党本部で「国会議員のバッジを付けていない党首は非常に制約が多い。任務を十分果たすことができない」と記者団に語った。これに先立ち党会合で退任の意向を伝えた。幹部からは続投を促す声も出たという。

吉田氏は大分県議を経て10年参院選比例代表で初当選。13年に党首に就任した。16年参院選で落選後、辞意を表明したが、慰留され続投した経緯がある。同党大分県連幹部は11日、「最終決定ではない」と語った。

 党首選は、複数の候補者が出れば27、28両日に投票、29日に開票される。立候補には地元の県連組織の推薦と党員200人以上の推薦が必要だ。

 社民党の国会議員は衆院2人、参院2人の計4人。今のところ党首選への立候補を表明した人はいない。

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