安倍晋三首相は14日、リトアニア中部カウナスで、第2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った日本人外交官、故杉原千畝氏の功績をたたえる「杉原記念館」を昭恵夫人とともに訪れた。

 首相は見学後、記者団に「世界中で杉原さんの勇気ある人道的行動は高く評価されている。同じ日本人として本当に誇りに思う」と語った。

 リトアニア副領事だった杉原氏は、ユダヤ人が国外に脱出できるよう、本国の方針に反し日本通過ビザを発給。約6000人が救済され、「命のビザ」と呼ばれている。首相は「困難な状況の中、強い信念と意志を持って多くのユダヤ人の命を救った」と称賛した。

 記念館は、杉原氏が勤務した領事館の建物を利用したもので、2000年から公開されている。首相は館内で、杉原氏が発給したビザのリストや解説パネルなどを見て回ったほか、執務室で記帳した。 

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