防衛省は15日、沖縄県・尖閣諸島の接続水域に進入した中国海軍の潜水艦が「商級」と呼ばれるランクの新型原子力潜水艦だったことを明らかにした。小野寺五典防衛相は「原潜は長時間の潜航や深い水深での航行が可能で発見しにくい。緊張を一方的に高める行為で、深刻に懸念している」と述べた。

 防衛省によると、商級潜水艦は排水量6096トンで最大速度は30ノット(時速約56キロ)。弾道ミサイルは発射できないが、魚雷や長射程の巡航ミサイルを搭載可能な攻撃型潜水艦とみられている。自衛隊幹部は「あえて接続水域に入り、自衛隊の探知能力などを試した可能性がある」と話す。
093型原子力潜水艦(シャン型/商型)

 商級潜水艦は10日に宮古島の接続水域に入り、11日には尖閣諸島東端の大正島の接続水域も航行した。海上自衛隊の護衛艦からの警告に応答はなく、12日に公海上で浮上した際、中国国旗を掲げたことが確認された。

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