【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が平昌冬季五輪開幕前日の2月8日に朝鮮人民軍の正規軍創設70年を記念した閲兵式(軍事パレード)を開催するため、準備を進めているようだ。韓国政府筋は18日、「北が平壌(郊外)の美林飛行場で、約1万2000人の兵力と砲兵装備など約50台の車両を動員し閲兵式を準備する動きが捉えられた」と伝えながら、「北が正規軍を創設した来月8日に閲兵式を開催すると判断している」とした。

North Korean women soldiers march across Kim Il Sung Square during a military parade Saturday, April 15, 2017, in Pyongyang, North Korea, to celebrate the 105th birth anniversary of Kim Il Sung, the country’s late founder and grandfather of current ruler Kim Jong Un. (AP Photo/Wong Maye-E)

 4月16日、北朝鮮の軍事パレードを取材するのは、ローラーコースターに乗っているような気分だ。平壌で15日撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj)

 北朝鮮は1948年2月8日に朝鮮人民軍を創設した。77年まではこの日を主要祝日の一つ「建軍節」としたが、78年からは故金日成(キム・イルソン)主席が抗日遊撃隊を組織したとされる32年4月25日を軍創建記念日(建軍節)として祝っている。

 現在の金正恩(キム・ジョンウン)政権は正規軍創設日の2月8日を重視し、2015年には公に閲兵式を開催した。

 この韓国政府筋は「北は今年の軍創設70年の意味を際立たせるため、正規軍創設日に閲兵式を開催しようとしている」と分析した。

 金正恩朝鮮労働党委員長は今年の「新年の辞」で、「偉大な首領様(金主席)が朝鮮人民革命軍を正規に革命武力へと強化発展なさってから70年となる今年」と言及している。2月8日を盛大に祝うことを示唆したとも受け止められる。

 北朝鮮が金主席の生誕105年を迎え昨年4月15日に平壌の金日成広場で開いた大規模な閲兵式では、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイルや「北極星」系列のミサイルなど新型戦略兵器が多数公開された。

 一方、カナダにある北朝鮮との交流団体「白頭文化交流社」は、「北朝鮮人民軍創設70年・ミリタリーツアー」と題した観光商品をホームページ上で販売している。旅行期間は2月5日から9日までで、8日には金日成広場で軍事パレード開催の可能性が高いと説明。また、希望者は北朝鮮観光後に韓国・平昌で冬季五輪を観戦できるとしている。

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