ロシアのプーチン大統領は1月31日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加するロシア選手をモスクワ郊外の大統領公邸に迎え、激励した。組織的なドーピング疑惑を受け、ロシア代表選手ではなく、「個人資格」による参加となったことについてプーチン氏は「皆さんを(国家として)守ることができなかった。許してほしい」と謝罪した。
プーチン氏が「謝罪」を口にするのは極めてまれ。露メディアは「大統領が謝罪した」と大きく伝えた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は平昌五輪にロシアからの169選手の個人参加を認めた。個人参加のため、ロシア国旗の掲揚や表彰式での国歌の放送は禁じられた。ユニホームもロシアを連想させるデザインは禁止され、この日、選手たちは全身赤、もしくは灰色のトレーナーを着て、プーチン氏の激励を受けた。

 選手たちはトレーナーの下にロシアの3色旗のデザインの上に「我が心のロシア」と書かれたTシャツを着て出席。「個人資格であっても、国を代表して戦う」などと意気込みを表明した。

 プーチン氏は演説で「(IOCのような)国際的なスポーツ機関が、特定の国家の出先機関となるようなことがあってはならない。その国家がいかに大国であろうと」と述べた。「国ぐるみのドーピング」疑惑を一貫して否定してきたプーチン氏は、一連のドーピング疑惑の背景に「米国による反露キャンペーン」があるとの見方を改めて示した。

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