平昌冬季五輪の警備員の間でノロウイルスに感染したとみられる患者が相次いで発生し、保健当局が調査に乗り出した。

 疾病管理本部は5日、平昌五輪の警備員宿舎で生活している警備員に下痢・嘔吐などノロウイルスと疑われる症状がみられたとして、詳細な疫学検査を実施すると発表した。今月1日から5日午前5時までに症状が出た患者は41人だという。

 疾病管理本部は食品医薬品安全処、平昌五輪組織委員会、江原道の地方自治体と共に、宿舎に滞在している警備員約1000人に対し、症状がなくてもノロウイルスの検査を実施することを決めた。

 組織委と食品医薬品安全処は、五輪の運営スタッフらが利用する宿舎の点検を強化するとともに、感染拡大防止のために、患者が発生した宿舎の給食を停止した。また、地下水や食材のノロウイルス検査も実施し、汚染が確認されれば地下水は閉鎖し、食材は流通をストップさせる予定だ。併せて五輪運営スタッフの宿舎のうち地下水を使用している18か所については、地下水の殺菌消毒装置が正常に作動しているか確認する。

 組織委は警備員1200人を当分の間、現場業務から外し、代わりに韓国軍から約900人を投入すると発表した。また、感染拡大防止のため宿舎や輸送バスなど大会施設を消毒すると共に、疾病管理本部の監督下で大会運営スタッフ全員に手の消毒剤を配布する予定だ。

 疾病管理本部の関係者は「夏に発生する細菌性の食中毒と異なり、ノロウイルスによる食中毒は冬に集中する。流水で30秒以上手を洗い、食べ物は十分に加熱してから食べてほしい」と話した。

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