東京・銀座の“公立小学校”が導入する予定の児童の「標準服」、いわゆる制服が波紋を呼んでいる。デザインしたのは高級ブランドの「ジョルジオ・アルマーニ」。今までの標準服の2倍以上、およそ5万円の価格に様々な声が上がっている。

    ◇

都内にある公立の学校がこの春、入学する新入生に着用を推奨する「標準服」。男女ともに紺と白で統一されたシンプルなもの。イタリアの高級ブランド「ジョルジョ・アルマーニ」がデザインしたという。

その値段は、男子の場合では上着が2万5920円、ズボンと帽子はそれぞれ夏と冬用があり、すべてそろえると2万3976円となり、総額は5万円ほどになる。女子の場合は5万円以上となる。

この標準服を中央区銀座にある区立「泰明小学校」で導入しようとする動きが出ている。対象となるのは今年4月から入学する新1年生で標準服の価格は、今の標準服の2倍以上になる。


世界の名だたるブランドが新作を発表するファッションショーでも、その「デザイン」が注目されているアルマーニ。公立の小学校で導入することについて、子どもを持つ親は「すごいかっこいいなと思うんですけど、5万円はちょっと高い」「ちょっと高いと思いますね。普通に考えて」などと話す。

さらに、この話題は国会でも…

麻生副総理「アルマーニの話は今、初めて聞いたんで。高いにしちゃ、高いだろうなって感じはします」

    ◇

アルマーニデザインの標準服、導入のワケとは―?8日午後、小学校を所管する中央区の教育委員会が会見を開いた。

中央区教育委員会「9月22日に新入学を予定している保護者向けの説明会で、具体的に『標準服を変えます』『デザインについてはアルマーニに監修していただいたものにします』と説明した」

去年9月に保護者に伝えたという。導入する理由について小学校は、去年11月、保護者に配布した文書の中でこう記していた。

学校の文書「銀座の街のブランドと泰明ブランドが合わさったときに、もしかしたら潜在意識として、学校と子どもらと、街が一体化するのではないかと、また銀座にある学校らしさも生まれるのではないかと考え、アルマーニ社のデザインによる標準服への移行を決めました」

PTA関係者によると、導入が決まってからは「仕方がない」と賛成している人がほとんどだというが、中には「アルマーニである必要はあるのか」「負担が増える」といった意見も出ている。

    ◇

校長は8日、ホームページ上でコメントを発表した。

校長のコメント「説明が足りなかったこと、タイミングが遅かったということについて謙虚に受け止め、今後、関係者には丁寧に説明していく」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180208-00000080-nnn-soci