平昌オリンピックは2月22日、フィギュアスケート女子のフリープログラムが始まった。

21日のショートプログラムでは、OARのアリーナ・ザギトワ(15)が82.92点を出し、世界女王のエフゲニア・メドベージェワが今大会で更新した81.61点を上回り、わずか20分で世界歴代最高得点を更新した。


ジュニア時代から圧倒的な強さを誇る15歳が、大舞台で圧巻のパフォーマンスを魅せた。

メドベージェワとは同じクラブに所属、エトゥリ氏の指導を受ける同門でもある。

ザギトワは、メドベージェワについて普段から雑談を交わす「いい友人」と明かすが、メドベージェワは「(ザギトワは)友人ではあるが、戦わなくちゃいけない。それがスポーツ」と宣戦布告している。

15歳のザギトワ。その魅力について、あらためてふりかえってみよう。

フィギュアを始めたのは5歳

アリーナ・ザギトワは、モスクワの約1000キロ東にある工業都市イジェフスクの出身。アリーナという名前は、ロシアを代表する新体操選手だったアリーナ・カバエワさんにちなんだ。大ファンの母親が付けたという。父はアイスホッケーのコーチだ。

フィギュアスケートを本格的に始めたのは5歳。

力をつけるためにモスクワに移住し、トップアスリートを養成する「サンボ70」傘下のフィギュアスケートクラブ「フルスターリヌィ」(クリスタルガラスの意)に入った。

メドベージェワを尊敬
尊敬するフィギュアスケーターとして、イタリアのカロリーナ・コストナーとロシアのメドベージェワを挙げる。

コーチは、引退したリプニツカヤさんらを育てた実力派エトゥリ・トゥトゥベリーゼ氏。ザギトワとメデベージェワは、エトゥリ氏の指導を受ける同門でもある。

ジャンプは後半、独特な演技スタイル

ショート、フリーともに基礎点が上がる後半にジャンプ要素を詰め込み、得点を稼ぐのが特徴だ。

立て続けにジャンプをすることは、体力と精神力のいずれも高いレベルが求められる。そのため、こうした演技構成は一般的ではない。逆にそれが、ザギトワの実力を表している。

フリーの曲は、クラシックバレエの演目「ドン・キホーテ」。とりわけ注目されたのは真っ赤な衣装だ。「私が好きな色は黒と紫なんだけど、赤も似合うでしょ。コーチが特に似合うって言ってくれています」とザギトワは話す。

ペットは猫とチンチラ

猫と(ネズミの仲間)チンチラを飼っており、「不在中に猫がチンチラを食べないか心配か?」とロシア人記者に尋ねられた際、「猫はおとなしいし、チンチラはすばしっこいので大丈夫」などと答えた。

また、ロシアメディアの取材に対し、「リラックスのためにアメリカのコメディドラマをインターネットで見ている」と話した。
日本食とリラックマが好き


2017年3月に台北であったジュニア選手権後に受けた取材で、ザギトワは「帰国したら祖母に巻き寿司を買ってもらう約束をした」などと発言、日本食好きを明かしている。

また、羽生結弦からプレゼントされた「くまのプーさん」のぬいぐるみや、「リラックマ」のティッシュカバーを大事にしており、何かと日本との「つながり」もある。

2017年12月、グランプリファイナルで優勝した際は、日本のファンから大量の「リラックマ」のぬいぐるみが氷上に投げ込まれた。自身のInstagramに、たくさんのリラックマの写真を投稿し、ファンへの感謝を綴っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180223-00010000-huffpost-int