トランプ米大統領は3日、フロリダ州の別荘で開いた昼食会でのスピーチで、中国の習近平(シーチンピン)国家主席の長期政権を可能にする任期撤廃案を称賛するなど、奔放な発言を繰り返した。

資金集めを目的に共和党献金者らを招いた非公開の会合だったが、CNNがスピーチの録音データを入手した。トランプ氏は長時間にわたり、ジョークを交えながら上機嫌で話を続けている。

習氏が「終身主席」になれるのは「素晴らしいと思う」と述べ、「我々もそのうち挑戦してみるべきか」と語った。

トランプ氏はまた、大統領選で対立した民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を当局が徹底捜査しなかったと改めて不満を示し、かねて訴えてきた「仕組まれた体制」への批判を展開。それを修正するための「適切な人材」が配置されていないと強調した。

同氏はこれまで、セッションズ司法長官がクリントン氏への捜査を進めていないと繰り返し非難してきた。最近ではロシアによる大統領選介入疑惑の捜査手法をめぐる問題で、セッションズ氏の対応に強い不満をあらわにしていた。

トランプ氏はこのスピーチで、ブッシュ元大統領がかつてイラクに大量破壊兵器があるとの誤った情報に基づき、同国への侵攻に踏み切った判断にも言及。「史上最悪の判断だった」などと批判した。

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