AFP=時事
心臓発作の豪看護師、自分一人で応急処置し九死に一生
壁に設置された心臓の除細動器(2008年2月6日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】唯一の医療専門家としてオーストラリアの片田舎の診療所に勤務していた看護師の男性(44)が心臓発作を起こし、自らの応急処置で一命を取り留めた──そんな話題が7日付の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。

記事によると、男性は豪西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州コーラルベイ(Coral Bay)の診療所で勤務中、胸の激しい痛みとめまいを覚えた。ただ、コーラルベイは州都パース(Perth)からは1000キロ以上、隣の診療所とも150キロ以上離れており、周囲に助けを求められる人は1人もいなかったという。

 男性は自分の体を心電計につないで診断を行い、心臓発作が進行中であると確認。緊急遠隔医療サービスを通じて診断結果をメールで医師に伝え、ビデオチャットでやり取りできる救急医も見つけたという。

 さらに両腕の静脈路を確保してアスピリン、抗凝血剤、鎮痛剤などを自分で投与し、不整脈の治療に使われるアドレナリンなどの薬も自分で用意。その結果、心臓発作は治まったという。

 翌日、男性は空路でパースの病院に向かい、閉塞が進んでいた冠動脈にステントを挿入。その2日後に帰宅した。

 専門家によると男性が行った自己治療はかなり思い切ったもので、人にお勧めできるものではないという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000051-jij_afp-int

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