米ユナイテッド航空は13日、客室乗務員が乗客の子犬を頭上の荷物入れに収納するよう客に指示したところ、
子犬が死亡してしまった問題で、非を認めて謝罪した。

テキサス州ヒューストン発ニューヨーク行きの機内で12日、
乗客が正規手続きを経てフレンチブルドッグの子犬をキャリーケースに入れて機内に持ち込んだところ、
乗務員がケースを頭上に収納するよう指示した。
ニューヨークに到着した際に飼い主がケースを開くと、子犬は死亡していたという。

ユナイテッド航空は「決して起きてはならない悲劇的な事故だった」とコメント。
「私たちはこの悲劇に全面的な責任があることを認め、ご家族に深い哀悼の意を捧げます。
ご家族への支援に全力を尽くします」と述べた。

同社はさらに、「二度と再発しないよう、事実関係を徹底的に調査しています。
ペットは絶対に頭上ロッカーに入れてはいけません」 と付け加えている。

乗り合わせた目撃者によると、乗務員の1人が乗客に、航空会社が認めているキャリーケースを頭上のロッカーに入れることを求めたという。
指示した乗務員は後に、ケースの中に犬がいたとは知らなかったと話していたという。

犬を連れた女性のすぐ後ろに座っていたという乗客のマギー・グレミンジャーさんは、旅行サイト「One Mile at a Time」に様子を話した。

「ユナイテッド航空の乗務員が女性に、生きている犬を入れたバッグを頭上のロッカーに入れるよう指示するのを目撃した」

「乗客は頑として譲らず、ケースの中に犬がいることを口頭で伝えていた」

「乗務員は引き続き、ケースをロッカーに入れるよう再び求め、乗客は結局それに従った」

「フライトが終わるころには、犬はもう死んでいた。女性は飛行機の通路で泣いていた」

グレミンジャーさんはツイッターでも、「この女性と娘さんを助けたい。
彼女たちはユナイテッド航空の乗務員のせいで、ペットの犬を失いました。私の心も張り裂けそうです」と書いている。

座席上の荷物入れは真空状態ではないが、酸素不足が子犬の死につながった可能性があると米メディアは伝えている。

ユナイテッド航空は、動物機内持ち込みについて、「機内にペットを持ち込む場合、
事前に承認を受けた硬質素材あるいは軟質素材のペット用ケースに入れなくてはならない」と定めている。

「キャリーケースは乗客の前の座席下に完全に収納できる大きさで、常時そこに収納した状態でなくてはならない」と決められている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-43395639-bbc-int