【モスクワAFP=時事】英国でのロシアの元スパイ暗殺未遂で使われたと英政府が主張する旧ソ連の軍用神経剤「ノビチョク」について、かつて開発に関わったロシアの研究者が20日、ロシア通信に証言した。

 1990年代前半まで、国が支援する開発計画に従事していたという。

 証言したのは、ソ連時代に閉鎖都市だった中部シハンの国立研究所に27年間勤務し、ノビチョク開発で博士論文も書いたというレオニード・リンク氏。「シハンでもモスクワでも大勢の専門家がノビチョク研究に携わっていた」と述べた。

 今回の暗殺未遂について「(被害者の父娘が)まだ生きているということは、毒物がノビチョクではなかったか、調合を間違えたか、あるいは英国が事前に毒物の正体を知っていて解毒剤を用意できていたかだ」と主張した。ロシアのリャプコフ外務次官は先週、「ソ連もロシアもノビチョクという毒物を開発したことはない」と述べていた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000151-jij-int