学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省による公文書改ざん問題で、
佐川宣寿・前国税庁長官の衆議院での証人喚問が3月27日午後2時、始まった。

その中で、公明党の竹内譲議員が財務省近畿財務局の職員が自殺したことをどう感じているのか尋ねると、
佐川氏は「心よりご冥福を祈りたい」と語った。

自殺した財務省・近畿財務局の職員は50代の男性で、今回の国有地の担当部署に所属していた。
財務省が公文書の書き換えを認める3月7日、神戸市の自宅で首をつって亡くなっているのが見つかった。

佐川氏は男性の自殺が発覚した3月9日に国税庁長官を辞任した。


NHKによると、男性は「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」
「決済調書の内容が詳しすぎると言われ、上司に書き直させられた」「このままでは自分1人の責任にされてしまう」という趣旨のメモを残していた。

また、昨年夏には親族に電話で「常識が壊された」「異動できずつらい」と話していたという。

「本当に申し訳ない、の一言くらいないんですか」

竹内議員は「この行動につきまして、どのように感じていますか」と佐川氏に問うた。佐川氏は9日にニュースで知り、
「大変残念でございまして、心よりご冥福を祈りたいという風に思っております」と話すと、「ただ」と付け加えた。

「ただ、亡くなられた方の遺書の話は、亡くなられた経緯等々は一切承知しておりませんので、その点につきまして、
何か申し述べることはできない。何か申し上げられないということでございますので、ご理解賜りたいという風に思います」

その後、竹内議員は「本当に申し訳ない、の一言くらいないんですか」と問い詰めた。佐川氏は、事実関係を把握していないとして
「仮に」担当職員で書き換えにつながったのであれば「それは本当に申し訳ないことだと思います」と頭を下げた。

佐川氏はこの日の午前、参院予算委で証人喚問に立ち、議員たちからの質問に対して「刑事訴追を受ける恐れがあり、答弁を差し控えたい」
などと次々と回答を避けた。午後の証人喚問でも同様の答弁が続いている。

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