【CNS】昨年7月に打ち上げに失敗した中国の衛星ロケット「長征5号(Long March 5)遥2」について、国家国防科技工業局は16日、の故障原因の調査結果を発表した。

 昨年7月2日、「長征5号遥2」は海南省(Hainan)の文昌航天発射場(Wenchang Spacecraft Launch Site)で打ち上げられたが、346秒間飛行したところで突如、故障した。コンピューターシュミレーションによる分析と地上試験により、故障の原因は一段目の液体水素・液体酸素エンジンのタービン排気装置で、複雑にかかる圧力と高熱の環境下でタービン排気装置の局部構造に異常が発生し、エンジンの推進力が瞬時に大幅ダウンしたことだと判明した。

「長征5号」キャリアロケット・プロジェクト研究製造開発チームは現在、故障原因となった部分を改善して「遥3」ロケットの開発を行っている。今年末ごろ発射予定だという。その後「長征5号遥4」によって、月探査機「嫦娥(Chang’e)5号」が打ち上げられる予定だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

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