日本大アメリカンフットボール部の宮川泰介選手(20)による悪質な反則問題を調査してきた関東学生連盟の規律委員会が「反則は監督とコーチの指示」と認定する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。反則を指示していないという日大の内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(30)の主張を退けた。またこの日、日大の大塚吉兵衛学長(73)が都内で125分間の緊急会見を行った。


 失墜した「日大ブランド」を回復するべく大塚学長が会見したが、今度は乱入者によって出ばなをくじかれた。冒頭、最前列の女性が立ち上がり、「まどろっこしいことやってらんないのよ」と叫びだした。係員が抱きかかえ退出させたが、収まらない様子だった。

 女性は自称72歳。「400年前から江戸っ子だい」と話し、「アメフットの…ああいういい子をつぶしたのはあいつらだ」と大学に怒りを爆発させた。侵入方法は「名刺も出さずにスーっと入っちゃった」と説明。日大がまた“危機管理”のまずさを露呈した。

 会見で学長は、宮川選手に対し「追い込んでしまった責任を痛感している」と謝罪。「早く授業に戻れるよう学部が対策を考えている。本人の意向があれば卒業後の進路まで力を注ぐ」とサポートを約束した。一方、内田前監督から反則指示があったかなど核心への明言を避け、同氏が将来的にアメフット部に再び関与する可能性については「勝手に判断できない。学生の意見を聞いてから」。部員の意向を尊重するとしつつ“院政”の可能性も否定しなかった。

 苦情電話が殺到し広報はパンクしているが、学長ですらリーダーシップを発揮できない。不手際ばかりが目立つ“日大劇場”に収束の気配はない。


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