中国はアメリカ以外で、ステルス戦闘機を配備した最初の国となった。J-20だ。

・だが、インドの防衛ニュースサイトIndian Defence Research Wingは、同国が配備するロシア製のスホイ30MKIは、J-20を捕捉できると伝えた。

・アメリカのF-22やF-35と違って、J-20は全方向に対するステルス性能を持っていない。

中国はステルス戦闘機J-20の配備を開始、アメリカ以外でステルス戦闘機を配備した最初の国として歴史に名を刻んだ。

だが、ライバルであるインドのニュースは、その姿を捉えることができると伝えた。

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Indian Defence Research Wingは、インドが配備しているロシア製のスホイ30MKIは、J-20を捕捉でき、すでにJ-20の飛行を確認していると伝えた。

インドのニュースサイトZee Newsによると、 インド空軍の司令官は「スホイ30のレーダーは高性能で、遠距離からJ-20を捕捉できる」と語った。

インドは、中国のJ-20の配備に対抗するために、同国北部にスホイ30MKIを展開。一方、J-20はチベット近くの高い標高での離陸に苦心しているとZee Newsは伝えた。

スホイ30MKIは、最新のレーダーを搭載した最新鋭のロシア製戦闘機。英国王立防衛安全保障研究所(Royal United Services Institute)の空中戦の専門家ジャスティン・ブロンク(Justin Bronk)氏も、スホイ30MKIのレーダーはJ-20を捕捉できるだろうとBusiness Insiderに語った。

「スホイ30MKIなら、かなりの遠距離からJ-20を捕捉し、追跡することが可能」とブロンク氏。

「だが、追跡はかなり断続的なものになり、J-20の飛行ルートとスホイの位置に依存することになるだろう」

ブロンク氏は、アメリカのステルス戦闘機F-22やF-35と違って、J-20は全方向に対するステルス性能を持っていないと語った。つまり、ある方向から見ると、J-20はステルス機になり得ない。

ステルス機の専門家は、J-20のストレス性能は前方に対してが最も高いと以前、Business Insiderに語った。

もし中国が、インドに向けて真正面以外の方向からJ-20を向かわせれば、スホイ30MKIのレーダーはJ-20をより簡単に捕捉するだろう。

「だが、平時においては、中国はJ-20にレーダー反射板を装着してレーダーに映る姿を拡大し、本来のステルス性能を隠蔽している可能性もある。まさにアメリカ空軍もF-22やF-35で日常的に行っている」とブロンク氏。

安全と訓練のために、ステルス戦闘機は平時では、しばしばステルス性能を落とすマーカーをつけて飛行する。

今回、J-20もそうならインドは次回、想定外の驚きに直面するかもしれない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180607-00010003-binsider-int