著書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦の名誉を傷つけたとして起訴され、昨年10月の控訴審で罰金1千万ウォン(約100万円)の逆転有罪判決を受けた韓国の朴裕河(パク・ユハ)・世宗大教授がこのほど、法廷でのやり取りや朴教授を批判した専門家らへの反論などをまとめた書籍2冊を出版した。

 書籍は「帝国の慰安婦、法廷での1460日」「帝国の慰安婦、知識人について語る」の2冊。朴教授がフェイスブックやメディアなどで発表してきた主張も含まれている。

朴教授によれば、「1460日」は、慰安婦問題を巡る現状を一般に広く知ってもらう目的で執筆。後者は主に専門家らに読んでもらいたいという。朴教授は著書を巡る専門家の批評について「私の主張を曲解した指摘も多く、それを検察が引用したこともあった」と語る。

 「帝国の慰安婦」を巡る裁判は現在、大法院(最高裁)で係争中。朴教授は今年3月から世宗大で講義を再開した。(ソウル=牧野愛博)

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