【ベルリン時事】9日付のドイツ紙ビルトは、2001年9月11日の米同時テロを手助けした罪で独北部ハンブルクの刑務所に収監されているモロッコ国籍の男(44)が、15年の禁錮刑満了を前に、10月半ばにも釈放される見通しになったと報じた。

 米同時テロ関与が確定した人物が釈放されるのは、世界初とみられるという。

 男はムニル・アル・モタサデク受刑者。釈放後は妻子が暮らすモロッコに送還される見通し。

 同受刑者は1990年代、電気工学を学ぶためハンブルクなどへ留学中、同時テロ実行集団である国際テロ組織アルカイダのハンブルク拠点に所属していた。テロ実行時には航空機を乗っ取りニューヨークの世界貿易センターに突っ込んだ主犯格モハメド・アタらの後方支援を行ったとされる。

 07年に、ハイジャックされた4機の乗員・乗客246人の殺人を手助けした罪で、禁錮15年が確定。確定前の収監期間と合わせ、来年1月に刑期が満了する予定だった。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000129-jij-eurp