【AFP=時事】米国防総省は16日、議会に示した年次報告書で、中国の爆撃機が太平洋で米国などの標的への攻撃を想定した訓練を行っているとみられると明らかにした。


 報告書は中国の軍事・経済・外交上の影響力の拡大と、中国がいかにこれらの影響力を駆使して国際社会での地歩を急速に築き域内の支配を確立しているかを浮き彫りにする内容。「直近の3年間で中国人民解放軍(PLA)は水上爆撃機の作戦範囲を急速に拡大し、重要海域で経験を積み、米国などの標的に対する攻撃に備え訓練を行っているとみられる」と指摘し、人民解放軍は「米国とその同盟国の軍の部隊、グアム(Guam)島を含む西太平洋にある軍事基地を攻撃する能力」を誇示している可能性があるとした。

 2017年8月には中国のH6K爆撃機6機が宮古海峡上空を飛行。米兵約4万7000人が駐留している沖縄の東を通過し、それまで飛んだことがないルートを飛行した。

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