【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は19日、平壌で開かれた南北首脳会談で採択した「板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書」で、「いかなる場合でも」武力を使用しないことで合意した。

 合意書によると、南北は地上、海上、空中をはじめとするあらゆる空間で、軍事的緊張と衝突の根源となる、相手に対する一切の敵対行為を全面中止することにした。

 双方は軍事的衝突を招く恐れのあるあらゆる問題を平和的な方法で協議・解決し、いかなる手段と方法によっても相手地域を攻撃、占領しないことで合意した。

 相手側を念頭に置いた大規模軍事演習や武力増強問題、さまざまな形態の封鎖・遮断および航行妨害問題、相手に対する偵察行為の中止などについて、「南北軍事共同委員会」を稼働させて協議することにした。

 また、11月1日からは軍事境界線一帯で、相手側を対象と想定するあらゆる軍事演習を中止することでも合意した。

 南北は、地上では軍事境界線から5キロ以内での砲兵射撃訓練と連隊級以上の野外機動訓練を全面中止する。

 海上では、黄海で韓国北西部の徳積島より北から北朝鮮南西部の椒島より南までの海域、東海で韓国北東部・束草より北から北朝鮮南東部・通川より南までの海域で、砲撃および海上機動訓練を中止し、海岸砲と艦砲の砲口・砲身にカバーを設置して砲門を閉鎖することにした。

 空中では、軍事境界線の東西の上空に設定された飛行禁止区域内で固定翼機の空対地誘導兵器による射撃など実弾射撃を伴う戦術訓練を禁じることで合意した。

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