【AFP=時事】(更新)先月末にインドネシアのスラウェシ(Sulawesi)島を襲った地震と津波の行方不明者が5000人に上るとみられることが分かった。災害当局が7日、明らかにした。だが、実際の犠牲者数はこうした数字をはるかに上回る恐れが出ている。

マグニチュード(M)7.5の地震とこれに伴う津波が発生した先月28日からこれまでに、1763体の遺体が収容された。一方、最も甚大な被害を受けた沿岸都市パル(Palu)の2地区、ペトボ(Petobo)とバラロア(Balaroa)では複数の集落が丸ごと土砂にのみ込まれるなどしていることから、さらに数千人が犠牲になった可能性が浮上している。

 国家災害対策庁のストポ・プルウォ・ヌグロホ(Sutopo Purwo Nugroho)報道官は記者会見で、両地区の区長らの情報として、不明者数を約5000人と発表した上で、現地で確認作業や情報収集を進めているものの、土砂崩れや液状化現象などで泥に埋もれた住民らの正確な人数の把握は容易ではないと付け加えた。不明者の捜索は11日まで継続するが、それ以降は生存は絶望視されたものとみなすという。

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