サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害された事件で、米紙ワシントン・ポストは10月31日、カショギ氏の遺体が酸で溶かされた可能性をトルコの捜査当局が調べていると報じた。トルコ検察は同日、カショギ氏は総領事館に入館直後に絞殺され、遺体を切断されたと発表したが、遺体は発見されていない。

同紙がトルコ政府高官の話として報じたところによると、カショギ氏の遺体はサウジ総領事館か、近くの総領事公邸の敷地で酸で溶かされたため、「遺体を埋める必要はなかった」という。総領事館の庭ではこれを裏付ける「生物学的な証拠」も見つかったという。

 トルコメディアによると、トルコ当局はカショギ氏の遺体は捨てられた可能性があるとみて、これまでにイスタンブール近郊の森などを捜索していた。

 人体と酸をめぐっては、2016年11月、米西部ワイオミング州のイエローストン国立公園で、観光客の男性が酸性の熱水泉に誤って転落して死亡し、遺体が溶解して消滅した事件がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000015-asahi-int