<ベジタリアン・レストランなのに料理に人肉を入れて客に出したパラレルワールド>
その日、タイの首都バンコクにあるベジタリアン・レストランに入った客は、出てきた料理に肉が入っているのを見て腹を立てた。だが、後日肉の正体がわかったときはそれどころではなくなった。肉は人肉だったのだ。

ベジタリアン・レストランで肉を食べさせられた菜食主義者の客たちが憤慨して警察に通報し、発覚したと、シンガポールのメディア「アジア・ワン」は10月29日に報じた。捜査に入った警察は、おぞましい犯行現場を発見した──血が飛び散った調理場に、行方不明だった61歳の男性客の肉片が散乱していたのだ。

被害者の男性、プラシット・インパトムは10月21日にレストランで目撃されたのを最後に、行方が分からなくなっていた。地元メディアの報道によれば、彼はその日、レストランのオーナーと口論になった。男性は口論の末に殺害され、容疑者であるオーナーは犯行を隠ぺいするために遺体を切り刻んで客に食べさせようとした。警察によれば、容疑者は今も逃走中だという。

カニバリズム(人肉食い)の話はたまに表れるが、必ずしも信ぴょう性は高くない。

東京に初の人肉レストラン?

昨年12月には、世界で初めて人肉を提供するレストランが東京にオープンした、という情報が世界を駆け巡った。日本政府や関係者は、完全なフェイクニュースだと否定した。

ジャパン・タイムズ紙によると、デマの出所について当時のワシントンの日本大使館は、「ある風刺サイトにそっくりの記事が載っているので、それを本気にした人から広がったのでは」と語ったという。

一方、2017年にはロシア南部クラスノダール地方で、少なくとも30人を殺害し人肉を食べていた疑いで実在の夫婦が逮捕されている。英紙メトロによれば、ナタリア・バクシェーエフとドミトリー・バクシェーエフは、人肉ミートパイを作って、地元の飲食店経営者に試食させようとしていたという。

ナタリアを知る地元のカフェ店主によると、彼女はシェフの職を探しつつ、食肉を売りたいとも言っていた。

「ナタリアは快活で、あれこれ聞いてきた。でも質問の大半は、肉や魚の仕入先や、鮮度のことだった。食肉を売りたい、と言われた」と、カフェ店主は事件発覚当時に証言した。「認証を受けた食肉業者としか取引しないと答えた」

士官学校の寄宿舎で生活していた夫婦の家からは、塩漬けされた人肉や袋詰めされた遺体の頭部が、台所の冷凍庫からは人体の一部が見つかった。ナタリアから人肉ミートパイを買った士官学校の学生もいた、とする記事もあった。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181101-00010002-newsweek-int