【上海時事】中国の上海で5日、初の「中国国際輸入博覧会」が開幕した。

 習近平国家主席は演説で、今後15年間の輸入額(サービスを含む)が40兆ドル(約4500兆円)を超えると予想。米国との「貿易戦争」が激化する中、14億人の巨大市場を開放し、輸入拡大に努める姿勢をアピールした。

米の9月対中貿易赤字、過去最大=対日は7年ぶり低さ

 月末の開催で調整が進む米中首脳会談に向け、関係改善の糸口になるかが注目される。

 習主席は「経済のグローバル化は歴史の流れで、個人の意思では逆らえない」と強調。自国の利益を最優先する「米国第一」を唱えるトランプ大統領をけん制し、「各国は保護主義や単独主義に反対するべきだ」と呼び掛けた。

 人工知能(AI)など技術革新をめぐっては、各国と協力して取り組む必要性を強調。「弱肉強食、勝者の総取りはどん詰まりの道だ。独り占めはいけない」と述べ、国外への技術流出に神経をとがらせる米国を暗に批判した。

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