米国ユダヤ人人権団体が防弾少年団(BTS)に対して過去にナチス親衛隊(SS)の徽章が装飾された帽子をかぶっていたとし、遅まきながら謝罪を要求した。


米国ロサンゼルス(LA)に本部を置くサイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center、SWC)副所長のエーブラハム・クーパー氏は11日(現地時間)、公式サイトに声明を掲載してこのように明かした。クーパー氏はジミンのTシャツを「長崎原爆犠牲者をあざ笑うTシャツ」と厳しく批判した後、「今回のこと(Tシャツ着用)はこのバンドが過去をあざ笑った最近の出来事にすぎない(just the latest incident of this band mocking the past)」と指摘した。

声明は引き続き、メンバーがナチスSSの象徴が縫い取られた帽子をかぶって写真撮影に臨んだことがあり、コンサートにはナチスのスワスティカ(まんじ)に「不気味なほど似ている(eerily similar)」旗が登場したと指摘した。クーパー氏は「国連の演説者として招かれたこのグループが日本とナチズムの犠牲者に謝罪すべきであることはあえて語るべきことでもない」とした。

メンバーRMがかぶっている帽子の前方中央にはナチスのシンボルマークであるハーケンクロイツが縫い込まれている。この帽子はBTSではなくスタイリストの所蔵品であることが分かった。これに対し、ファンは写真集の撮影現場でさまざまなアクセサリーや帽子を身につけるが、そこまで確認できなかったと説明した。当時、海外でしばらく論争になり雑誌会社と所属事務所側が謝罪をし、その時の写真をすべて削除したと明らかにした。

サイモン・ウィーゼンタール・センターが声明で取り上げた旗は、画一的な教育システムを批判した90年代の韓国男性3人組アイドル「ソテジワアイドゥル」の3rdアルバム収録曲『教室イデア』のロゴだという。該当のロゴには時計を意味するローマ字数字と一緒に、学士帽と卒業ガウンを赤い線で表現した模様が入っている。

現在、SNS上ではサイモン・ウィーゼンタール・センターのアカウントにBTSファンの釈明投稿が殺到している。

これに先立ち、日本極右メディアは過去にジミンが原爆写真と一緒に「PATRIOTISM(愛国心)」「OURHISTORY(私たちの歴史)」「LIBERATION(解放)」「KOREA(コリア)」と書き込まれているTシャツを着た場面がYouTube(ユーチューブ)映像に登場したことを受けて、BTSが「反日活動」をしていると報じた。その後、日本のテレビ朝日側がBTSの出演を取りやめて論争になっていた。

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