ワシントン(CNN) 米空軍は24日までに、米ユタ州ヒル空軍基地でステルス機能を持つ最新型戦闘機「F35」の数十機使い、数十秒間隔で矢継ぎ早に発進させる「エレファント・ウォーク」と称する訓練を実施したと発表した。

同型機によるこの種の訓練は初めて。「戦闘力訓練」の一環とし、命令が伝えられた場合、国防任務に当たる軍用機を数の多少にかかわらず即座に出動させることが出来る空軍の能力を誇示するのが目的。

第388戦闘機隊と第419予備編隊に属するF35が参加。訓練では30~60機を20~40秒の間隔で相次いで発進させたとした。この機数は同基地で1日当たり離陸させる数とほぼ同一としている。

第34飛行大隊の当局者は声明で、今月19日に実施された今回の訓練では空中もしくは地上の標的に対し大規模な規模で戦闘機などを向かわせる能力が実証出来たと指摘した。

米空軍はこれまでもヘリコプターなどを用いたエレファント・ウォーク訓練を実施している。

米軍はここに来て世界各地に配備する戦闘機部隊などの即応能力の向上を重視。マティス国防長官は先月、F35を含む全ての戦闘機などのうちの80%を時を選ばず任務遂行が可能な態勢づくりを2019年までに終えるように指示していた。

F35を使った米軍による初の戦闘任務は先月、アフガニスタン内であり、米海兵隊仕様の同機が強襲揚陸艦「エセックス」から飛び立ち標的破壊に当たっていた。イスラエルは今年5月、自国保有のF35による初の実戦作戦の実施を明かしていた、作戦の詳細は伏している。

米空軍が保有するF35は現在156機、海兵隊は61機に海軍は28機となっている。

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