後を絶たない“あおり運転”。容疑者逮捕の決め手は妻が撮影した動画でした。

 23日暴行容疑で逮捕された知多市の会社員・新井貴晴容疑者(53)。容疑がかかったのは、国道23号での「あおり運転」でした。

 事件の発端となったのは去年12月、男性(26)が警察署を訪れ、「あおり運転を受けた。映像があるので見てください」という一件の相談。

 事件が起きたのは土曜日の昼間。男性が家族4人で名古屋に遊びに行く車の後ろに、新井容疑者のトラックがついたといいます。


距離を詰めるトラック。その後、男性の車の左側に移動すると、幅寄せを開始しました。一時は、わずか80センチの距離まで近づいたといいます。

 その後、再び車の後ろに移動し、クラクションを鳴らすこと、なんと11回。

 さらには、車の前に割りこむと急に減速しました。2キロにわたって続いたという、あおり運転。当時、車内には男性のほかに、妻(26)、そして3歳と2歳の小さな娘も乗っていました。

 子どもたちの後ろから迫ってくるトラック。男性は家族全員の命の危険を感じ、妻にスマートフォンで一部始終を撮影するよう指示したと言います。

 このような恐怖を与えたことが暴行に当たるとして新井容疑者は逮捕されました。

 幹線道路でのあおり運転。現場はどのような道路だったのでしょうか。

「今、トラックが横を通ったのですが、距離が近く、かなり圧迫感を感じます。ここで幅寄せをされたとするとかなりの恐怖心を感じたと思います」(記者)

 一歩間違えれば大惨事につながりかねないあおり運転。

 去年2月の東名高速道路での別の事件では、車同士が接触。運転手の男はさらに、相手ドライバーに暴行も加え、逮捕されています。

 しかし、今回の事件は、被害者にも、車にも接触は一切ありません。そうした場合、客観的な証拠や目撃者がないと事件として扱うことも難しいケースですが…。

「今回は映像があったことが大きい。ほかの車両のドライブレコーダーの映像もある。だからこそ、暴行容疑でもいける、という判断になった」(捜査関係者)

 警察の調べに対し、新井容疑者は「幅寄せや故意に近づいた覚えはない」などと容疑を一部否認しています。

 警察は新井容疑者から当時の詳しい状況を聴き、調べを進める方針です。

中京テレビNEWS

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00010002-ctv-soci


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