【AFP=時事】北朝鮮で10日に行われた最高人民会議(国会に相当)の代議員選挙で、投票率が99.99%に上ったと、国営メディアが12日報じた。

事実上、指導部の追認機関となっている最高人民会議の代議員選挙は5年に1度行われる。今回も大勢の有権者が全国各地の投票所に足を運んだ。

 1選挙区につき候補者1人のこの選挙は、前回の投票率も99.97%でこれ以上はあり得ないと思われたものの、今回はそれをさらに上回った。欧米諸国では決して達成できない数字だ。

 金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)氏率いる朝鮮労働党が強大な力を持つ北朝鮮においては、投票用紙に記されているのはたった1人の公認候補だけで、選挙結果が懸念材料になることはない。

 国営朝鮮中央通信(KCNA)は、今年の投票率は「在外者または海上労働者」が投票できなかったために100%をわずかに下回ったと伝えた。ただ前回2014年の選挙の際と同様、100%が賛成票を投じたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000047-jij_afp-int