【3月24日 AFP】ノルウェー沖の航海の難所で23日午後、豪華客船「バイキング・スカイ(Viking Sky)」が悪天候のなかエンジンの故障で航行不能となり、乗客乗員1300人の救助活動が行われている。

 バイキング・スカイは同日午後半ばごろ、ムーレオロムスダール(More og Romsdal)沖約2キロの海上で動力を失い、漂流し始めたため、船長が遭難信号を発した。

 乗組員はエンジン1基を再起動させていかりを下ろすことに成功した。しかし当局は乗客を船上に残したままにしておくのは危険すぎると判断し、ヘリコプター5機、沿岸警備隊などから複数の救助船を派遣した。

各ヘリコプターは一度に15~20人を運ぶことができ、午後9時(日本時間24日午前5時)までに136人が救助された。救助は夜を徹して行われる予定だという。救助センターによると、これまでに8人が軽傷を負った。

 救助された乗客の女性は国営放送NRKテレビに対し、「こんなに怖い目に遭ったのは生まれて初めて」「ヘリコプターでの移動も恐ろしかった。竜巻みたいな風が吹いていたから」と語った。

 バイキング・スカイは、ノルウェー北部のトロムセ(Tromso)から南部のスタバンゲル(Stavanger)に向かっていた。

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