【AFP=時事】フランス東部ブザンソン(Besancon)で2016年、日本人留学生の黒崎愛海(Narumi Kurosaki)さん(当時21)が大学寮を出た後行方不明になった事件で、仏捜査チームは4月にチリを訪れ、黒崎さん殺害の容疑がかけられている元交際相手のチリ人の男を取り調べる見通しだ。フランスの検事が27日、AFPに明らかにした。


黒崎さんは2016年12月4日夜、ブザンソンで元交際相手のニコラス・セペダ・コントレラス(Nicolas Zepeda Contreras)容疑者(28)と夕食を共にした後、行方不明になった。この事件の唯一の容疑者であるセペダ容疑者は、事件への関与を否定している。

 ブザンソンのエティエンヌ・マントー(Etienne Manteaux)検事はAFPに対し、チリ当局はフランス捜査チームが同国でセペダ容疑者の取り調べを行うことに合意したと明らかにした。同容疑者は黒崎さんの不明直後にフランスを出国していた。

 フランス当局はセペダ容疑者に国際逮捕状を出していたが、チリ当局はこれまで身柄の拘束を拒否していた。

 マント―検事によると、捜査チームのチリ訪問は「4月後半に」なる見通しで、チリ当局はフランス捜査官らの立ち会いの下でチリ検察官がセペダ容疑者に尋問することに合意し、仏捜査官らからの尋問も認めた。

 同検事はまた、セペダ容疑者に対する証拠が訴追に十分に強力であることをチリ当局に示し、フランスが身柄の引き渡しを正式に求めることを望んでいると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190328-00000004-jij_afp-int


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