【AFP=時事】フランスは2日、東南アジアの小国ブルネイに対し、同性間の性行為や不倫を石打ちによる死刑とする新法を撤回するよう求めた。

厳格なシャリア(イスラム法)に基づいた新刑法はブルネイで3日に施行される予定。同法をめぐっては、人権団体や国連(UN)から厳しい批判の声が上がったほか、米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんと英歌手エルトン・ジョン(Elton John)さんが英国とフランス、イタリア、米国にあるブルネイ系高級ホテル9軒のボイコットを呼び掛けていた。

 フランス外務省は声明で「人権に関しブルネイが負う国際的義務に矛盾するこの決定を、フランスは非常に憂慮している」と表明。「フランスはブルネイにこの法律の撤回と死刑執行停止の継続を求める」と述べた。ブルネイは1957年を最後に死刑の執行を停止している。仏外務省はまた、「あらゆる地域、あらゆる状況での死刑に反対する」とのフランスの立場を改めて表明した。

 ミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)国連人権高等弁務官は1日、同法を「残酷で非人間的」と批判し、ブルネイ政府に施行の中止を求めていた

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