北朝鮮が9日に発射した飛翔(ひしょう)体について、アメリカの国防総省は「弾道ミサイル」だと断定した。

弾道ミサイルの発射は、国連安全保障理事会の制裁決議で禁止されている。

アメリカ国防総省は、北朝鮮が発射した飛翔体は、複数の弾道ミサイルで、300km余り飛行したあと、海上に落下したと分析している。

国連安保理の制裁決議は、短距離、長距離にかかわらず、「弾道ミサイル」の発射を禁止していて、今回の発射は決議違反にあたる。

また、韓国国防省は、飛翔体は2発で、高度40km余りの短距離ミサイルと推定している。

北朝鮮の労働新聞は10日朝、「金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、長距離攻撃手段の訓練開始の命令を下し、成功裏に行われた」と報じ、複数の飛翔体が発射される様子などの写真を掲載した。

そこには、新型の移動可能な車両の画像も含まれていて、金委員長は、「不意の事態にも対処できるよう、態勢を維持しなければならない」と強調したという。

一方、アメリカのトランプ大統領は「とても深刻にとらえている」と述べ、さらに、非核化交渉の再開については、「北朝鮮側の準備は整っていないと思う」として、現状では難しいとの考えを示した。

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