【AFP=時事】米シカゴで今年4月に、男女3人がベビー用品を無償提供すると約束して妊娠中の女性を誘い込み、殺害して胎児を取り出した事件で、入院していた赤ちゃんが、事件から2か月近くたった14日に死亡した。女性の遺族が明らかにした。

警察によると、妊娠9か月だったマルレン・オチョアロペス(Marlen Ochoa-Lopez)さん(19)は4月23日、シカゴに住むクラリサ・フィゲロア(Clarisa Figueroa)容疑者(46)と、娘のデシリー・フィゲロア(Desiree Figueroa)容疑者(24)からフェイスブック(Facebook)グループを通じてベビー用品をあげると言われて誘い出され、絞殺された後、胎児を摘出された。

 クラリサ容疑者は緊急通報番号に電話をかけ、自分が産んだ赤ちゃんが息をしていないと主張していたという。警察は、オチョアロペスさんが行方不明になってから約3週間後の5月14日、クラリサ容疑者宅を捜索し、ごみ箱の中に隠されていた遺体を発見した。

 遺族によると、赤ちゃんは入院して生命維持装置を付けられていたが、脳死と判定された。遺族の代弁者はフェイスブックの投稿で、「赤ちゃんの死を皆さんに伝えるのは非常に悲しい」と語った。

 警察は、クラリサ容疑者と娘のデシリー容疑者を第1級殺人と幼児に対する加重暴行の容疑で、また、クラリサ容疑者の交際相手ピオトル・ボバック(Piotr Bobak)容疑者を殺人事件の隠蔽(いんぺい)容疑で逮捕していた。

 しかし赤ちゃんの死亡を受け、遺族側のフランク・アビラ(Frank Avila)弁護士は記者会見で、3容疑者を赤ちゃんに対する殺人の罪にも問うよう求めていくと述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000007-jij_afp-int


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