日本の人気サッカーアニメ「キャプテン翼」の魅力を中国に伝える展示会が5日、上海で始まった。今後数年間かけて中国の複数都市で開かれる見通し。「サッカー強国」を目指している中国で、「翼人気」が一層高まりそうだ。


展示会は中国初開催で9月1日まで。主人公の大空翼が得意のオーバーヘッドキックをする場面がフィギュアで再現されているほか、ライバルの日向小次郎ら人気キャラクターのイラストを展示。中国限定の正規グッズも販売される。

 開幕式には原作者の高橋陽一さんも出席した。キャプテン翼は昨年から今年にかけ、日本と中国でほぼ同時期にリメーク版が公開され、若い世代に再び人気が広がっている。高橋さんは「中国でも大変好評を得たということでうれしく思います」とあいさつ。その場でキャラクターを描くと、中国のファンから歓声が上がった。

 高橋さんは先月、大阪で開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議で訪日した習近平国家主席にサイン色紙とボールを贈った。習氏はサッカー好きとして知られる。

「キャプテン翼」は1981年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始。その後、アニメで放映され、日本の70~80年代生まれの世代を中心にサッカー人気を後押しした。中国の20~40代には漫画を見て影響を受けた人が少なくない。

 上海市のカメラマン、陳迪(ちんてき)さん(41)は「子供のころサッカーと言えば『翼』だった。若い世代がアニメや正規の展示で翼を見られるようになったのは大歓迎」と声を弾ませた。【上海・工藤哲】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000003-mai-int


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