フィリピンで3日、マルコス元大統領の妻イメルダ氏の90歳を祝う誕生パーティーで、多数の出席者が病院へ搬送される騒ぎがあった。食中毒とみられる。

 関係者によると、マニラの病院は嘔吐する患者であふれかえった。当局によると9つの医療機関に261人が搬送された。

 この日、ゆで卵や、アドボと呼ばれる鶏肉を酢と醤油で煮込んだフィリピンの伝統料理が振舞われていた。

 出席者の1人は「突然めまいに襲われた後、吐き気に見舞われた。トイレで何度も吐いた上、便意ももよおした。他の人も一斉にだ」と証言した。食事の味を尋ねられると「ひどく腐っていた」と述べた。イメルダ夫人に被害はなかったという。

 夫人は、フィリピンの独裁者だった故マルコス元大統領の妻。失脚した際に、大量の靴や宝飾品を収集いたことが明らかとなり話題になった。

 マルコス一家はいまだに政界に影響力を持っており、ドゥテルテ大統領とも良好な関係を続けている。

 だがこのところ一家にとって暗いニュースが続いている。イメルダ夫人は、マニラ首都圏知事時代にスイスの財団に2億ドルを不正に送金していたとして昨年、汚職など7つの罪で禁錮11年の有罪判決を受けた。

 夫人は容疑を否認し控訴中で、現在は保釈中の身だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010002-reutv-asia


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