TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。7月17日(水)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、社会保障経済研究所代表の石川和男さんが、韓国への輸出優遇除外について見解を述べました。

◆日韓関係はどうなる!?

韓国への輸出優遇除外をめぐり、世耕弘成経済産業相は7月16日(火)の記者会見で「安全保障を目的に輸出管理を適切に実施する観点から、国内の運用を見直すものだ」と強調。韓国側が、国際機関を通じた解決を求めていることについて「国際機関のチェックを受けるようなものでは全くない」と反論しています。

日本政府はこれまで、韓国をはじめ、アメリカ、カナダ、EU諸国など27ヵ国を“ホワイト国”とし、輸出管理の運用を優遇してきましたが、半導体材料の韓国向け輸出の優遇措置を安全保障上の理由から見直しました。

さらには韓国を“ホワイト国”から除外する意向を示したことから、韓国では日本製品の不買運動が起きるなど波紋を呼んでいます。

◆“規制強化”ではない

韓国側の反応について、石川さんは「韓国側からすれば“規制強化”と表現したいのだろうが、これまで優遇していたものを(安全保障上)元の状態に戻しましょうという話」との見解を示します。

隣国である韓国との関係を良くしようということから、2004年にアジア諸国から唯一、韓国を“ホワイト国”入りさせました。除外されてしまうと、案件ごとに個別で許可を申請する必要があり、審査には最大でおよそ90日かかります。

そのため、韓国としては“ホワイト国”にとどまっておきたいはずで、石川さんは「韓国政府内の多くの官僚は、『日本にちゃんと提出すべき』と言っていたと思う。トップの文在寅大統領ないし、大統領の側近の言動などを見ていると、市民や財界ではなく、まさに彼らの思想が影響したのではないか」と推測します。

そのほか元徴用工問題なども噴出し、日韓関係が揺らぎつつあるなか「一言で言うと、今まで日韓基本条約とかいろいろとあったけど“約束を守ってね”という話」と述べました。

◆ビジネスしやすい隣国だけど……

ファッションデザイナーの渋谷ザニーさんは、「難しい議論ですね」と表情を曇らせ「僕たちのような中小企業や零細企業においては、韓国はビジネスしやすい隣国。これまで日本はアジアで唯一韓国を“ホワイト国”として寄り添ってきた部分はあった。それがゼロベースに戻ることで、どうなるのか不安」と先行きを案じます。続けて、「自由貿易こそ国を強くすると思っているので、早く改善してもらいたい」と望んでいました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00010003-tokyomxv-soci


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