ソウル市中心部の光化門広場で27日夜、日本の対韓輸出規制強化に反発して日本製品の不買運動を行う韓国市民ら数百人が集会を開き、ロウソクを手に「元徴用工問題で謝罪しろ」「経済報復を糾弾する」などと叫んだ。主催団体は今後、8月3日、10日の土曜日と、植民地支配から解放された15日の光復節にロウソク集会を呼びかけている。

 今月24日に元徴用工訴訟の支援団体や労組など600団体が参加する実行委員会が発足し、散発的に行われていた不買運動のデモが大規模化した。朴槿恵(パククネ)前大統領を弾劾に追い込んだロウソク集会は、毎週土曜日夜に行い、運動が拡大したため、同じ運動手法を取った模様だ。

 集会は冒頭で、日本メディアのソウル支局を抗議して回っている大学生らが登場し、続いて日本の衣料大手ユニクロの製品の宅配拒否を呼びかける労組委員長が、運動拡大を訴えた。

 不買運動はインターネットの「NONOジャパン」というサイトで11日からスタートし、対象は100品目以上に上る。ターゲットになった日本のビールは、大手スーパーやコンビニの7月前半の売り上げが3~4割減少するなど影響を受けた。

 一方、ユニクロ製品の宅配拒否運動を巡っては保守系無所属の国会議員が25日、「不買運動をしたくない消費者への権利侵害だ」と発言したところ、ポータルサイト・ネイバーの政治ニュースランキング2位に急浮上。書き込みは27日現在、「いいね」が9800件余、「腹立つ」が9500余と分かれ、過度な不買運動に自制を求める声も広がっている。 【ソウル堀山明子】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000056-mai-int


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