【ソウル=岡部雄二郎】韓国政府は2日、日本政府が輸出手続き上の優遇国から韓国を除外することを決めたのを受け、臨時閣議を開いた。文在寅(ムンジェイン)大統領は冒頭、「事態を一層悪化させる極めて無謀な決定だ」と日本政府を非難した。

 文氏は、新たな措置を控えるよう日韓双方に求めた米国の提案を日本が拒んだと批判した上で、「状況を悪化させた責任が日本政府にあることが明らかになった以上、これから起きる事態の責任も全面的に日本政府にあるという点をはっきり警告する。我々も段階的に対応措置を強化していく」と述べた。

 洪楠基(ホンナムギ)経済副首相は閣議後に記者会見し、日本への対抗措置として、〈1〉世界貿易機関(WTO)へ日本を提訴する準備の加速〈2〉輸出手続き上の優遇国から日本を除外〈3〉観光や食品、廃棄物などの分野で安全対策を強化――を挙げた。

 また、韓国大統領府の高官は2日の記者会見で、今月下旬に更新時期を迎える日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「維持するのが正しいのかどうかも含め、総合的に対応していく」と述べ、協定破棄を否定しなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00050259-yom-pol


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