【バンコク時事】日本が輸出管理の優遇対象国から韓国を外す決定を下した2日、バンコクで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連会議に参加した河野太郎外相と韓国の康京和外相は互いに主張を譲らず、舌戦を展開した。


 一方、域外の2国間問題を突然持ち込まれたASEANは、困惑を隠し切れない様子だった。

 2日午前の日中韓3カ国とASEANの外相会議では、日本の対応を非難した康氏に河野氏が反論。続いて行われたASEANと日米ロなど18カ国による東アジアサミット外相会議、27カ国・機関がアジア太平洋地域の安全保障問題を話し合うASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議でも、河野氏は日本の立場を説明した。

 タイ外務省報道官は「とても緊迫していた。日韓外相は台本なしで応酬していたようだ」と振り返る。中国の王毅外相によると、「対話を通じて解決するようみんなで説得した」という。

 日中韓とASEANの会議の議長を務めたタイのドン外相は、河野氏と康氏に「右側に座っている人と左側に座っている人は互いに向き合い、初対面時のようにほほ笑んでほしい」と語り掛け、とりなそうとしたことを明かし、「両国の友人として状況を正常化してほしい」と願った。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190803-00000061-jij-asia


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