米テキサス州エルパソで起きた銃乱射事件で、メキシコのエブラルド外相は4日、メキシコ国民を保護しなかったとして米政府に対し、法的な措置を検討すると明らかにした。事件では、メキシコ人7人が死亡し、7人がけがをした。

 外相はこの日、「(ロペスオブラドール・メキシコ)大統領から、在米メキシコ人が守られるよう、メキシコの怒りを、迅速かつ強力な法的行動に移すよう指示を受けた」とする声明を動画でツイッターに投稿した。

 その後に開いた記者会見では、外相は「無実の在米メキシコ人コミュニティーやメキシコ系米国人に対するテロ事件」だと批判。米国に対し、容疑者の身柄引き渡しなどを求める可能性についても言及した。容疑者に銃を誰が販売したのかなどについても捜査するという。

 外相は「野蛮な犯行を拒否する。我々は怒っている。憎しみの文化を後押しすることはできない」と語り、メキシコや中南米からの移民排斥を訴えてきたトランプ政権に対し、「憎悪犯罪に反対する立場」を打ち出すよう求めた。(サンパウロ=岡田玄)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000060-asahi-int


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